see you again


コンッコンッ



部屋のドアをノックする音で目が覚めた。

「はーい」

寝ぼけまなこで玄関に向かった。ガチャリとドアを開けるとマサキがたっていた。


「よっ!って今起きた!?」
「…うん」

目をこするフリをして恥ずかしくて赤くなった顔を隠した。


「はぁ〜、早く着替えてこい」


「どこか行くの?」

何も聞いてないはずだけど…
今日はお仕事も休みで、
どこに行くんだろ?



「デート」

そう言うとマサキはほらっ早くっとまた私をせかす。



部屋に戻った私は訳が分からなかった。

デート?誰が?

私が?マサキと…


デート…デート…



「デ、デート…」
< 49 / 142 >

この作品をシェア

pagetop