see you again


「はぁ?潤あんた何でもっと早く渡してあげないのよ!」

手紙をみたとたん翠ちゃんは目を見開いた。


「だってマサキが自分がアメリカに行ってから渡してくれって…」
「バカじゃないの」



翠ちゃんはちょっと大袈裟にため息をついた。

「娃弥ちゃんの気持ちを考えてみなよ?もっと早く知りたかったに決まってんでしょバカ」



翠ちゃんにバカバカって言われて拗ねてる潤くんが可笑しくてつい笑いそうになってしまった。

「二人って仲いいね」


私が言うと二人は顔を見合わせた。

そして、笑い出した。



私なんか変なこと言ったかな?


「仲いいってか付き合ってるし」

え…


……え。?



「えぇーー!!!」
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