嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
「…そうテレなくてもいい…」


「テレてなんていません!…虫唾が走ってます」


「…ふっ」
彰さんは鼻で笑い…何も言わず流す。


しかし…周囲に居た組の者たちは一斉に私にガンを飛ばす。
組長を侮辱したのだから…


「…自分の立場を分れや…陽女華…俺の出方しだいで…光の命は亡きモノのなるんだ」
彰さんがサングラスを外して冷徹な視線で私を詰る。


私の右手を乱暴に掴み…車の扉に突飛ばした。
私は倒れこんだ。

背中に痛みが走った。





< 133 / 302 >

この作品をシェア

pagetop