嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
痛みに呻く私の前に彰さんはしゃがみ込み…持っていた拳銃を向ける。


「……俺の女になって…俺の子を産みますと言え…」


彰さんは私の左頬に銃口を深く…突きつけて…引き金に指をかける。



もし…このまま撃たれたら私の頬は吹っ飛ぶ…


全身が死と隣り合わせの恐怖に慄き…震え始めた。


「さっきの勢いはどうした?」


彰さんは耳元に唇を近づける。

そして私の耳朶を舌で舐め上げた。


いきなり1台のバイクが突っ込んで来た!!?





< 134 / 302 >

この作品をシェア

pagetop