嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
「えっ!!?」


洵さんは男を振り切ろうと…フェンスを越えた??


そして…バイクのハンドルから手を離して…身体を半回転させて私に両手を伸ばした。



宙で私は洵さんに抱き締められて…そのまま地に降り立った。


「……」


私たちは小さな池だけど…池を飛び越えた。


バイクは池の中に落下。
バイクのタイヤがクルクルと月に向かって、回転しているのが見える。



「…最近…あいつによく付き纏われているんだ…」


「…えっ?」








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