嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
私たちは何とか…男を振り切った。


「俺と同じ目の色をしている…たぶん…同じ『紫龍』の人間かもしれない」


「……」


私を護る手を緩めない洵さん。


私はまだ彼の腕の中に居た。


「怖い思いさせてすいません…陽女華様」


今に始まったコトじゃない…
彰さんには銃で撃たれそうになったし…


今日は…命のキケンに晒された1日だった。









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