嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
私はゴクリと唾を飲み込み、心臓の鼓動は早鐘を打つ。


ギュッと瞳を閉じて…私は死の恐怖から逃げようとした。



「分かればいい……」


「……」


閉じた瞳を開くと…紫岐様は銃を上着の隠しポッケにしまい込んでいた。


「……」


でも紫岐様は立ち上がって…ベットに下に隠していた黒いスーツケースを取り出す。
蓋を開けた。


そして小さな紅いピアスを出す。
何をしようとしているのか?分からない…紫岐様の行動。


「!?」


私をいきなり…ベットに押し倒した。


今度は何をされるの??


私の上に乗り掛かる紫岐様。


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