嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
紫岐様は右手で俺の銃を掴んだ。


そして…そのまま右足の俺の鳩尾を膝蹴り。


まだ…リンチされた傷が癒えてない俺は本調子ではなかった。


そのままカッコ悪く鳩尾を押さえ…しゃがみ込んでしまった。



愛する女を目の前に俺は……


「…俺に銃を向けるとは『王龍』を裏切った証だな……光」


紫岐様はコートの中から…銀色の銃を取り出した。



「紫岐様!!!?」



俺の前に立ちはだかる陽女華。

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