嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
「……」


応接間に通された譲様。
私と光さんの3人しか部屋には居ない。


「……陽女華…俺は事情があって香港に行くコトになった。お前は…譲様の屋敷で
暮らすんだ」


「えっ!?」


詳しい事情は教えて貰えなかった。


紫岐様が関係しているコトは確かだった。


「それは紫岐様の命令ですか?」


「…そうだ…まだシロにも話していないが俺は『御子柴組』の組長は降りる。紫岐様
とともに王のトーヤ様の護衛に当たることになった。多分…当面は日本の戻って
来ない」


「!!!?」
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