嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
俺は泣いている郡迩様を部屋の外にお連れする。



トーヤ様は郡迩様よりも佐波様の方を大切しているように思えた。


郡迩様はまだ…5歳になったばかり…


母親が恋しいはず…


父親であるトーヤ様ももう少し…郡迩様に優しく出来ないものかと俺は不満を抱いていた。


俺は父親になったコトはないが…



もし…俺が父親になれば…自分の血を分けた子供に一身の愛情を注ぐ。


誰よりも大切にしてやろうと思う。


でもトーヤ様には佐波様しか見えてない。




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