嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
千暁は紫岐様を庇い…右腕に銃弾を受けていた。


医師免許を持つ幹部の一人楼明様が千暁の手術をした。


紫岐様は千暁に輸血をして大広間に戻って来た。


役に立っていないのは俺だけだった。


「……申し訳ございません…紫岐様…」


俺は心から深く侘び、土下座をした。


「……」


紫岐様はソファーに座った。


「…光…」


紫岐様は俺の名を呼び、俺に顔を近づける。



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