嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
さっきまで眠っていた光さんが瞳を開けて
私たちの方を向けて吐き捨てる。


「後は頼みましたよ…」


「えっ!?」


シロさんは私が光さんに気を取られている
隙に部屋を出てしまった。


「陽女華お前の声が…うるせぇんだ!あ~
気持ちよく寝ていたのによ~たくっ」



顔の傷は痛々しいけど…彼は至って昼間
同じでゲンキそうな様相。



心配してる私を気遣ってヤセ我慢してる?


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