嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
 「警察なんて…金を積めば…何でも目を瞑っちまうぞ…」


 「うっ…」


 男は黒いサングラスを外した。


 「俺は御子柴光……俺は唯の取立て屋じゃあねえ~」


 黒髪にココア色の瞳…その上若くて、ムダに美形。


 私は彼に胸をときめかしてしまった。


 今までのヤクザまがいの取立て屋とは違う。


 「でも…私…風俗はイヤ……」


 彼はベットの端に腰を下ろす。




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