嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
今夜…私はVIPルームで接待。


何だか…緊張で身体も顔も強張って来る。


「そう緊張しないで~」
慶子ママも同席だから…心強い。
幾分…落ち着きを取り戻すーー


「大事な客だから…失敗するな~揚羽」
彰さんは険しい視線を向けて、私に冷淡に言い放つ。


やはり…あからさまに拒否ったのが相当…頭に来ている様子。



こんなコトすれば…いっそ嫌われるって理解してない?彰さん…?






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