DADDY
転入手続きを終えて、今日からこの英会話学校で、お母さんと一緒に英語を勉強する事になった。
私の家は田んぼだらけのド田舎にあるため、一々お母さんと一緒に隣町へ、英会話を習いに行かなければならないようになった。
車を駐車場に置いて、私たちは英会話学校の受付へ向かった。
受付に着くと、そこには、受付の先生とカッコイイイケメンの外国人の先生がいた。
背はかなり高そう。その先生は、“純血な白人”には、見えなかった。
私たちは、受付のお姉さんに挨拶した後、その外国人の先生に「Hello」の一言を言ったが、彼は返事しなかったので、私は“無視された”と思った。
無視されたと思って、不機嫌になった私は、彼を“失礼な人”と思ってしまった。