【短】不器用な恋心
不器用な恋心



小学1年生の頃

ダンボールの山と
あたしの隣に越してきたのは


生まれつきの天パと
人懐っこい笑顔が印象的な

いわゆるイケテルメンズの
疾風だったんだ、


親が共働きのあたしには
疾風の存在がとても大きくて

あれからあたしの側には
ダイスキなクマじゃなくて
疾風がいる、


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