素直になれなくて(仮)
大学までの道のりを、ゆっくりと歩く。
途中見付けた、お洒落で小さなカフェに立ち寄った。
道路側の窓際の席に座る。
モーニングを注文。
もちろんドリンクはオレンジジュース。
道行く人を眺めながら、運ばれてきたモーニングを食べる。
店内は、ほどよく暖房がきいていて、窓からは太陽からの暖かな日差しが入ってくる。
「あ…ヤバ…」
窓側の席なんて、絶好のうたた寝日和。
私はそのまま、意識を手放した―…