【企画】冬のある日の物語
あれから数日がたち、いよいよ唯斗の誕生日が目前にせまってきたころ


私と唯斗は、体を重ねた


私は初めてで、しかも病院でするだなんて思っていなかったから、余計に緊張した


逆に唯斗は楽しんでるようにも見え、ドSだなぁ…なんて思った


すっごく優しくて、壊れ物を扱うかのように接してくれた唯斗に、惚れなおしたっていうのは秘密


もう、墓場までもっていくし(笑


ただ、なんとなく、だけど…


唯斗の体調が、少しずつ、悪くなっていってる気がした…


唯斗も、先生も何も言わないからきのせいかも知れないけど


「ね、唯斗?もうすぐクリスマスだねぇー」


「あぁ。なんかいる?」


「えっ?なんかくれんの?」


「おぅ。俺の体でよければ、な」


「変態っ」


真っ昼間から何言ってんだか///


もうちょい時間帯考えてほしいわ


…まぁ、夜だったらいいってわけじゃないけどね










< 12 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop