わたしの24年間
でもだんだんお互いに口を聞かなくなった、一緒に出かけることも、一緒にお風呂に入ることもだんだんなくなっていった。きっとわたしたちは一緒に居すぎたんだね。一緒に居すぎて当たり前の事を当たり前に思いすぎてたんだ。わたしが19才の秋、その人に別れれを告げ、わたしがいやなこと苦しい事から逃げたくて一度は捨てたこの地元に戻ってきた。だって他に帰る場所なんて、行く場所なんて、なかったから。
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