君と僕の放課後


「んなっ!?」


僕がキスをすると咲良は顔を真っ赤に染めた。

耳まで赤くなり、咲良はかなり焦っているようだ。


「バカ徠!いきなりなにすんのよ!?」

「バカ言うな。なにって‥キス?」


僕が首を傾げながら言うと咲良に頭を叩かれた。


「いってぇー!!」

「バイト中にしないでよ!!」

「バイト中じゃなかったらいいの?」

僕が言うと咲良は「うっ‥」と唸った。


「咲良かわいい」

「‥うるさい」


耳まで真っ赤にして咲良は店の奥に入っていった。
< 43 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop