君と僕の放課後
「んなっ!?」
僕がキスをすると咲良は顔を真っ赤に染めた。
耳まで赤くなり、咲良はかなり焦っているようだ。
「バカ徠!いきなりなにすんのよ!?」
「バカ言うな。なにって‥キス?」
僕が首を傾げながら言うと咲良に頭を叩かれた。
「いってぇー!!」
「バイト中にしないでよ!!」
「バイト中じゃなかったらいいの?」
僕が言うと咲良は「うっ‥」と唸った。
「咲良かわいい」
「‥うるさい」
耳まで真っ赤にして咲良は店の奥に入っていった。