『いつか。愛。』
店につくと専務がいた。

とりあえず、笑いながら言い訳をする。


特に怒られずにすんだ。


今日から2週間毎日スカウト。


嫌だなぁ。



2、3日もすると、すっかり昼の生活になれていた。


今日は金曜日。
店は忙しいんだろうなぁ。

駅に立っていると、
見覚えのある顔が。

さとみちゃんだった。
一瞬こっちを見たが、
きづかない。

おそらくスーツだからだろう。
彼女はそのまま駅の階段をを降りていった。

僕は電話をしてみた。


「こらっ!目あったのにシカトすんな!」


「えっ?どこで?」


「駅で!今さっきだよ!」


「ごめ〜ん!でも上ちゃんだってメール返って来ないじゃん!
てゆーか、今暇?ご飯食べ行かない?」


そう言えばメール返すの忘れてた。
「行かない。仕事中だし。」


「もぉ〜。誘ってあげないから!」


「別に誘ってなんて言ってません!」


なんて会話をして切った。
そういえば昨日友達と電話してたら
子供の誕生日っていってたっけな。

プレゼントでも買ってやるか。

近くのデパートにいっておもちゃ売り場にいく。

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