『いつか。愛。』
次の日起きると
メールが入ってた。


『でも、付き合うのは無理だよ。子供いるし。』



電話をしてみたがでなかった。


なんて返せばいいのかわからなくて、返せないまま仕事に行った。


駅にいたけど、集中できなかった。

夕方になり、電話がなる。

さとみちゃんだった。

急に緊張する。

「もしもし。」

「あっ!上ちゃんおつかれ!電話どうしたの?」

彼女は昨日のことにふれてこなかった。

「ん〜、なんでもない!」


「そうなの?」


「そうそう。次いつ出勤?」


触れていいのか、いけないのか、わからなくて
そして、怖くて。
話しをそらす。


「次は金曜だよ!今は月曜と金曜の固定になったの!」


「わかった。行けたら行くよ!」


「無理しなくていーよ!じゃ、仕事頑張ってね!」


「ほーい。」


自分がなんなのかわからなかった。
どうしたらいいかわからなくて、
仕事もまったく手がつかなかった。


それから3日間、さとみちゃんからメールがきつづけた。
愚痴ばかりだったけど、
内容なんて、なんでもよかった。

ただメールしているだけで、楽しかった。

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