『いつか。愛。』

『時』

そのまま家に帰る。

大人ぶって、またすぐ会えるからなんて言って、
帰らしたけど、
僕だって一緒にいたい。

けど、無理させたくないからさ。


ホントに嬉しい。


時計を見るともう朝方。

やばっ。また寝不足だな。

高鳴る気持ちを押さえ、
無理矢理目を閉じる。

疲れていたのか、意外にも早く眠れた。


今日はアラームが鳴る前に起きた。

なんと目覚めのよいこと。

まぁ初日位は浮かれさせて。

いつも通り準備し、
家を出る。


その前にさとみにメール。

『さとみぃ。おはよ!仕事行ってくるね!』


そして、友達にメール。
浮かれすぎか。
1年振りの彼女だからさ。


駅にいきスカウトをする。
時計を見たら、2時。
ご飯を食べに行こうと思い、駅を離れる。


『トゥルルル...』

さとみじゃーん。

「もしもし♪」

「上ちゃんおはよ♪何してんの?」

なんでもない話しを30分ほど話す。終始にやける。
でも、お腹すいたな。

「あのさ、ご飯食べてからかけ直していい?」


「やだ。」


「でた。だだっ子。」


「さとみとご飯どっちが大事なの〜??」


「分かった!じゃご飯無しで!」


くそ〜。バカップルじゃん。
まぁ最初くらいはね。


「嘘うそ!んじゃ後で電話して!」

笑いながら言うさとみ。

「わかった。」


この日から僕がかけたり、さとみからかけてきたり、毎日2時間くらい電話するようになった。

日曜日以外は。


そして、次のさとみが出勤の日の前の日。

「明日さ、出勤前に上ちゃんち行っていい?」

「来てもいいけどなんで?」

「どーゆーところに住んでるかみたいの!」

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