天使な彼女×悪魔な彼氏〈パート1〉
教室に戻ると、優ちゃんが心配そうに話しかけてくれました。
でも優ちゃんには自分の恋を頑張ってもらいたかったので私は本日二回目の嘘をつきました。
でもすぐに嘘が見破られてしまったので正直に話しました。
「ほんとに!麻紀サイテー・・このこと桃哉には言ったの?」
「言ってないです。言えないです。迷惑かけたくないんです。」
「雪乃、彼氏にはたくさん迷惑かけていいんだよ!迷惑かけてなんぼなんだから。」
「言ったら麻紀ちゃんがかわいそうです。人の恋を邪魔する権利なんて誰にもないですから。」
「ほんとにお人よしだね雪乃は。じゃあ私には絶対言うんだよ!」
「はい!」
優ちゃんありがとうございます!優ちゃん大好きです!