君と過ごす時間

運命という名の悲劇

「うわー!!綺麗だね!!寒いけどきてよかった!ねぇ進也!」

「あぁ・・・そうだな・・・寒いけど・・・」

海の季節には少し・・・

いや、かなり早い時期に俺たちは海に来た。

理由はこいつ・・・塚原美久・・・俺の彼女が、

「いきたいっ」って騒いだからだ。

「さみぃな・・・んで急に来たいって言い出したんだよ?」

「ここって・・・私達の始まりの場所だったよね!
懐かしいな・・・」

「俺の話聞いてねぇな・・・・・・まぁいいけど・・・お前のわがままは今に
始まったわけじゃねェしな。

でも・・・冬の海も綺麗だ・・・」



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