君と過ごす時間
俺は美久にベタ惚れだと思う。

美久は髪がやわらかくて・・・

いい香りで・・・

小さくて・・・

俺の腕の中にスッポリはまる。そこがたまらない。

「進也あったかーい!寒さなんて吹っ飛んじゃうね!!」

くそ・・・あぁもう・・・

可愛いなぁ・・・

毎日負かされてる気分・・・

「お前ほどじゃねぇよ。ほら、もう車ん中入れ。あったかい飲みモン買ってくっから」

車のドアを開け、美久を中にいれようとしたら、

「今日は私が買いに行く!いつもわがまま聞いてもらってるから・・・
今日くらいは・・・だから待ってて!!」

俺はこのとき嫌な予感がした。
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