DKのどーしようもない日常
「だって……
夏休みに水泳の特訓やるんでしょ!?しかも真面目に!…バタ足出来ませんけど何かっ!?」
「水泳なんて犬掻きが出来れば上出来じゃん!…だるま出来ませんけど何かっ!?」
旭と陽哉がそう叫びながら俺と樹に迫ってきた。
……え?
「「……水泳?」」
俺と樹は顔を見合わせて言った。
なんで水泳?そりゃ夏だから泳ぎたい気持ちは分かるけど…。
……いや、やっぱり分からない。つかわかりたくもない。
「あれ?確か佑希って…」