DKのどーしようもない日常





「なになに、これからパーティーでもすんの?なんのパーティー?」

「「はあぁあっ!?」」

「…甘っ!」



俺がイチゴを口に入れながらそう聞くと、佑希と旭が叫んだ。

そんなに驚かなくてもよくね?



「お前って…本当にバカだよな」

「え!?」

「ケーキをお前の顔に投げ付けたい」

「えぇ!?」



マジな顔をしてそう言う2人。
こ、怖いっす…。


ずっと睨んでくる2人から目を逸らして下を向くと、ケーキの飾りに目がいった。

ケーキの周りには細かい飾りがあって、真ん中にあるホワイトチョコには『お誕生日おめでとう!』と書いてあった。





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