DKのどーしようもない日常





タイミングよく俺はガシッと妖怪たちの頭を手で抑えた。…なにこの悪者と戦うヒーローみたいな展開。



「「「ゆぅーうぅーきぃいい!!」」」

「げっ!!」



今度はまた妖怪みたいな顔をした隼人と圭介と雅斗が大泣きしながら殴りかかってきた。

…まぁ、その攻撃はヒーローに当たるわけもなく。



「「「ゔがっ!!」」」



妖怪たちは顔面から地面に落下した。


――ヒーローは、見事悪者を倒した!

そしてヒーローは明日も、地球の平和を守るために悪者と戦うのであった――。


…みたいなね。





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