DKのどーしようもない日常





「言っとくけどこれは教育放棄じゃねぇからな!」



俺の心が読めたのか、樹はそう言ってギロッと俺を睨んだ。


こっち見んなクソ野郎。俺を睨むなんていい度胸じゃねーか。ああん?

俺はギロッと睨め返した。



「……」

「……」

「……」

「…ま、参りました……」

「ふっ、俺を睨むなんて100年早いな。修行して出直して来るがよい。

…で、50m走は?」

「あ、忘れてた。
えーっと、来週の体育祭のためにタイムを調べるからやるっつーわけ!」





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