DKのどーしようもない日常
「――はい、次!」
「「ほーい」」
「準備はいいか?よーい……ドンッ!」
次々とクラスのヤツらが走っていく。…なぜか樹が走っているが、それはスルーで。
えっと俺たちの番は…次の次だな。
「…あ、」
ふと前を向いたら「ゼェーゼェー」と苦しそうに息をしている隼人と圭介がいた。
そして、雅斗は……泣いていた。
「ひっく、ひっく…」
「おい雅斗、どうした?…もしかして勝負してまた負けたのか?」