DKのどーしようもない日常
「お前ら全員6.17秒だぞ!?すっげぇな!ガチ俊足じゃんっ!」
「え、マジで!?」
「すっごい!カッコいい!」
圭介の声に反応してクラスのヤツらが一斉に俺らの所に集まってきた。
「……え、俺らのこと言ってんの?」
「……そう…らしい」
「……俺ら、ヤバいのか?」
「……ヤバい…らしい…」
「「「………」」」
俺らは顔を見合わせた。
…なにこの感じ。まるで、体が燃え上がってるような…。
「「「ふっ……はっはっはっは!!」」」
――その後。
俺らはテンションが上がり、クラスの奴ら全員を連れてドラ○もんの映画を観に行ったとさ。
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