DKのどーしようもない日常
・体育祭という名の祭り
そして今日はついに、体育祭。
久々に旭と陽哉を起こして始まる少し前に学校に来た。
「え、ナニコレ…」
学校を見た俺の第一声。
…学校は変わり果てていた。
校舎は落書きだらけで、グラウンドには風船などたくさんの飾りが付いている。そしてたくさんの……屋台。
ここは、祭りですか…?
体育祭だという気配が全くしない。
……こんな体育祭で、大丈夫か?
「…大丈夫だ、問題ない」
「あ、樹…って、なんだ?その顔。階段で転んだのか?」