DKのどーしようもない日常
放送委員の鼻の穴がゴリラの鼻の穴の大きさになるまでやってやろうじゃねぇーか!ふはははは!
そうやって俺が楽しんでいたら、校長が俺の腕を掴んだ。
多分…止めに入ったんだろう。
「佑希くんや。まぁまぁいいじゃないか、1円でm「ハゲは黙ってろ!!それとも…ハゲゴリラにして欲しいのか?あ゙ぁ?」
「ごっ、ごめんなさい!それだけはどうかご勘弁を…っ!……グズッ」
ヅラを握り締めて泣く校長をよそに、俺は賞金が許せなくて暴れまくった。
――結局、俺は放送委員から1万円、校長からヅラ代としている5万円をもらい…
桜高での初めての体育祭は幕を閉じた。
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