DKのどーしようもない日常





俺の涙が、ピタリと止まった。



「……陽、哉…?」



リビングから聞こえてきた声は間違いなく陽哉の声だった…。

あのクソバカヤローにまで悪口を言われただと…っ!?旭、一生の不覚!



「陽哉!ちょっと顔出せテメェ!!」



もー、怒ったよ旭くん怒ったよ!

俺はすごい勢いで部屋を飛び出しリビングのドアをバンッ!と思いっきり開けた。



「Sな佑希ならまだしもクソバカヤローなお前に言われると……え?」

「「あ、」」





< 260 / 303 >

この作品をシェア

pagetop