DKのどーしようもない日常
「この不思議な快感は、一体……」
「…それは、特殊な快感です。
普段着ることの出来ない服を着ることで興奮し、そして体が心地好いと脳に伝達するのです」
それを繰り返すと快感になります。と、旭が微笑んで俺に名札を付けながら言った。
…そう、なのか……
知らなかった。メイド服を着ただけでこんなに快感を感じれるだなんて…。
「その快感を感じちゃった佑希…いや、ゆうたんはもう後には引けませんよ?
――さあ!私達と一緒にこの世に女装革命を起こしましょう!」
その声を共に、陽哉と樹がバッと俺に手を差し伸べてきた。