DKのどーしようもない日常
そう言ってキリッと旭を見ると、ゆっくりと足から崩れていった。
……フッ、参ったか。
あの体の底からふわぁ~と、まるで宙に浮いてるかのように感じるあの『ふわぁ~』がきっと今の日本を支えるだろう。
よし、ならば早速今から政府に…!
「「――ちょっと待った」」
「…誰だ?お前ら」
次期総理大臣であろう俺様の前に男二人が立ちはだかり、俺の行く道を防いだ。
…も、もしや、この2人は――っ!?
「…その様子だと知っているようだな」
「我々の、正体を……」