DKのどーしようもない日常





「「「…シリアス到来…っ!」」」



樹はいつもそんな俺らのそばにいてくれた。まるで、親のような存在でした……。



「…はあ?なんで俺がコイツらを起こさなきゃいけねぇーんだよ。俺はコイツらの彼女か!」

「「「……あれ?シリアス到来したんだよね?」」」

「『起きてぇ~朝だゾっ☆起きないとチューしちゃうゾっ☆』とか、絶っ対言わねぇーぞ!俺は!」

「「「完璧雰囲気ブチ壊したっ!!」」」



ゾっ☆ってなんだよ。今時はそんな起こし方をするのか?…嫌だな。



「つか、コイツらに飯作ってる時点で佑希ってもうお母さんだろ!…だから、俺にも作ってよ!!」

「はあ?意味分からん。つかお前に食わせるタンメンは……じゃなくて、お前に食わせる飯はねぇ!」





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