DKのどーしようもない日常





「その手紙の裏には、新しい家の住所が書いてあった。それが樹の横の部屋。

元々樹は一人暮らし…ってまぁ、22歳だし当たり前か。そんで、それから樹に色々教わって今に至る。

…あ、金は月に一回海外から送られてくるから平気。以上」

「そゆこと。理由は知らんが、昔から樹とは仲良かったし」

「まぁ、親がムカつくって話しだ!」



全部話し終え、俺はメガネを外した。

…今さらだけど俺はメガネをかけています。そしてメガネからはビームが出ます。嘘です。


ハァー、疲れた。…まったく、思い出す度にイライラする。



「…おい。コイツら寝てるぞ」

「え?」





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