狼くんと子猫ちゃん




「なん…?」



「ははっ、言葉になってねー。」



「うにょあ!」




なんでみんな私のほっぺた引っ張るの!




「痛いー!」



「目、覚めた?」




そう言われてみれば…眠くない。



こくんと頷いたら、南条くんは手を離してくれた。




でも、私…眠りに来たのにー…





(邪魔された…)




南条くん優しい人じゃなかった。




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