狼くんと子猫ちゃん




空side




「小春っ…」



「あー、今度はなんだよ!?」




あれから番が回ってきて俺たちは森の中へ入った。



ただの散歩コースで、おばけなんか人間だから面白くもなんともない。




逆に俺たちが通るとおばけたちは逃げていった。





――そんな矢先。




「小春どこにいる!」



「猫は美加といるっての!」




陣内が少々パニック状態に陥っていた。





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