狼くんと子猫ちゃん




――ばふっ



自分のベッドに大きくダイブした。





「……っ、…ぐす」




わかってるもん、ママは心配なだけだって。



わかってるけど…





「なみ、だ…とまんない…っ」




″あの日″から、責められることが怖くなったから。




「こわ、いなぁ…」



ママも、忘れられないことも。







――コンコンッ




「…小春、いるか。」




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