狼くんと子猫ちゃん




空side




なんだあの空気は…



甘ったるい空気は俺を一層不機嫌にさせていた。






付き合ってるんだから、あれくらい普通かもしれねぇ




けど、あいつ…

陣内の顔があんなに優しい顔をするということに俺は驚いていた。







…まぁ、いい。




俺は猫がほしい、ただそれだけだ。






早く手に入れて、懐かせたい。



もうそれほどまでに気に入ってたらしい。




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