狼くんと子猫ちゃん
「ん、ふっ…」
健吾が私の唇に噛み付いてきた。
口の中で、舌が暴れていて…苦しいよ。
"お仕置き"だからか、息をつく間もない。
なんで、こんなことするの…?
甘いちゅーは好きだけど、こんなちゅーは嫌だよ。
「け、んごぉ…」
逃げようにも、健吾が後ろの壁に手をついていて
挟まれてるから逃げれないんだ。
「っはぁ、小春泣いてるのか?」
怖くて怖くて、涙がポロポロ溢れてきた。
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