狼くんと子猫ちゃん




――――――――⋯
――――――⋯




あれから、入学式が終わり。


クラスでのHRが始まった。




まぁ、俺の性格上、そんなの聞くことすらめんどくせぇ




俺は後ろを向いて、ダチと話していた





「それでさぁ~、そいつ、女連れてホテル直行!
 バカだよなぁ~…」




名前は、椎(シイ)


下ネタ好き

女は興味ないらしいが…よく分からない奴



中学時代からのダチだ。





「あぁ」と返事すると、そのまま話を続けた




一人で話してるみたいだな


相手しなくていいか?



そう思い、俺は窓の方を向いた。






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