狼くんと子猫ちゃん




「小春。どうしたの?」




「んー、萌ちゃんー」





昼休みになって仲良くなった萌ちゃんとお昼を食べる。



健吾とはもう食べないんだ!


私も私の友達がいるから!




萌ちゃんはね、お姉さんなんだよ。


かっこよくて頭も良くて凄く優しいの。






「あのね、あのね。さっき健吾がね…」




私が話し始めるとうんうんと頷いてくれて、


健吾がなんで怒ってるのかも考えてくれた。





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