狼くんと子猫ちゃん




小春side




「小春。小春。」




「…なんで健吾いるの?」





中庭で寝てて目が覚めたら目の前に健吾がいました。



なんて、


「現実逃避ー!!!」



…おまけに怒ってたら逃げるしかないじゃない。





え、私なんか悪いことしたっけ。


でもこれは″嫉妬″じゃない。男子となんか話してないもん。




――じゃあ、これはなに。





< 66 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop