狼くんと子猫ちゃん




小春side




じゃー。グループ勝手に決めてくれー



そう言った先生は、ドガッと椅子に座った。





「んー、眠い…」



合宿なんていらないのに、寝る時間が減っちゃう。




「小春、一緒になろう?」



「萌ちゃんー」




でも萌ちゃんと一緒なら安心するーっ



もうそれで満足だもんねっ





私の机の横に立っていた萌ちゃんにぎゅーっと抱きついた。




萌ちゃんの体温気持ちいーんだもん。




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