TIME!
木でできたテーブルの上には、色鮮やかなサラダと温かくていい香りが漂うコーヒー、そして目玉焼きとベーコンを置いた。
「鵺起きて!朝食できたよ!」
鵺はもそもそと動いて欠伸をした。
昨日の鵺とは全然違うなー。安心できたのかな……?
ちょうど良くチン、とトーストも出来上がり準備は万端だ。
「いただきます」
「どうぞ!」
まだ眠い目をこすりながらゆっくり食べていた鵺は、コーヒーを飲み少し微笑んだ。
「とても美味しいです。いい奥さんになれますね」
鵺が突拍子もないことを言うもんだからあたしは驚いて目を丸くする。
「な、何言ってるの!野菜切って玉子焼くなんて誰にでもできるでしょ!」
って、なんか照れるっ!