狼と赤ずきん
そのあだ名は女の子に赤頭巾がとても似合っていたからで、別に悪口とかではないのです。

女の子も赤頭巾をとても気に入っていたので、喜んでそのあだ名に答えました。








それから月日が経ち、赤ずきんもだいぶ大きくなってきたある日

赤ずきんのお母さんが赤ずきんに言いました。


「赤ずきん。お祖母さんが病気だから、お見舞いに行ってあげなさい」


赤ずきんはそれに、はいと答えました。
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